住宅ローン
- 住宅ローンは大きく公的融資と民間融資に分けられます。
公的融資は低金利である代わりに、災害復興住宅融資や、財形住宅貯蓄を行っている人向けのものがほとんどで、住宅の条件も厳しいので利用できる人は多くありません。
かつて公的融資の代表選手であった「住宅金融公庫」の業務は「住宅金融支援機構」に引き継がれ、「フラット35」などは制度としては公的な性格を残していますが、民間の金融機関を選んで融資を受ける形です。
ただ、「フラット35」は完全固定金利で、金利も低いので審査基準が最も厳しい融資となります。
さて、この他はどの金融機関を利用するにしろ、「固定金利」か「変動金利」かを選択する必要があります。
固定金利の方が金利は高いのですが、金融機関の多くは利率が低い「変動金利」による融資を薦めて来るでしょう。
親切心などからではありません。
この二つの違いは、単に利率の違いではないのです。
「固定金利」とは、将来のリスクを金融機関が背負う方式であり、「変動金利」はリスクを借り手が背負う方式なのです。
「固定金利選択型」も、一定期間の利率が変わらないだけで、基本は変動金利型だと考えてください。
逆に、「固定期間中に利率が上がってもその分は払わなくていいからお得」とは考えないでください。
「利率が固定」なのであって、「支払総額が固定」ではないので、固定期間中に金利が上昇した分は利息変動期間に入るとその分が支払いに上乗せされるのです。
ただ、どの融資方法が適しているかはその人の人生設計によって異なりますが、目先の支払額の安さに飛びつかないできちんと比較してから決めましょう。