ホルムアルデヒド
- ホルムアルデヒドは、シックハウス症候群の原因の一つとされる化学物質です。
シックハウス症候群とは、家の中での環境の汚染によって引き起こされる健康被害の総称であり、その症状は一見風邪や自律神経失調症と間違われることもあります。
目のかゆみや鼻炎、めまいやくしゃみ、頭痛などの症状が家の中で起きる場合にはシックハウス症候群が一因となっています。
この化学物質は刺激臭のある無色の気体で、水に溶かすとホルマリンと呼ばれる溶剤になります。
ホルマリンは消毒や防腐剤として使用されるだけではなく、様々な樹脂の原料となっており、家を作る際にも接着剤や塗料として用いられています。
濃度によっては粘膜への刺激を中心とした急性の毒性があり、呼吸器や皮膚、目などに激しい炎症を引き起こすことが知られています。
また国際がん研究機関により、発がん性についても警告がなされており、低濃度で使用されていることが望ましいとされています。
WHOや厚生労働省では、この化学物質の室内の濃度について0.08ppm以下という指針値が設けられています。
この基準を満たしていても、新築やリフォームしたての機密性の良い居住空間では、閉め切った状態にすると空気中の濃度が上がることがありますので、まめに窓をあけ、風通しを良くすることが推奨されています。
建材だけではなく、家具等にも使用されています。
安全性を知る基準値として、JASがFから始まる放散量の記号を定めています。
星が多いほど安全性が高く、製品に記載されていることもありますので、この記号を参考に消費者が製品を選ぶことも可能です。
最大で星が4つのものが安全性が高いとされています。