ポリカーボネート

  • 熱可塑性プラスチックの一種にポリカーボネートがあります。
    これは、現代社会において、いろんな製品の材料として利用されています。
    一般的には、ポリカ、PCなどと略した呼び方で呼ばれています。
    この材料は、ドイツのバイエル社が開発したものです。
    原材料のビスフェノールAが内分泌攪乱化学物質として、人体への影響が懸念されたことがありましたが、実際には、悪影響は少ないとの見方が多いのが現実です。
    利点としては、透明性、耐衝撃性、耐熱性、難燃性などがあげられます。
    衝撃強度はアクリルの約40倍、硬質塩化ビニルの約20倍にも達しています。
    しかも、透明であるために、光学用途でも有効に利用されています。
    透明のプラスチック材料の中では、トップレベルの耐衝撃強度を有しているのです。
    ですから、防災、防盗、防護などといったセキュリティー管理のジャンルで、大いに役に立っています。
    映画『ターミネーター』の中でヒーローがかけていたサングラスにも同材料が使用されており、散弾銃や小口径拳銃程度であれば射撃されても貫通しないと言われいたほどです。
    さらにコスト的には、高い物性のわりには安価ですので、使用範囲が広いです。
    たとえば、航空機や自動車、電気電子、光学、医療機器の材料などで、広範に利用されています。
    また、機械的強度でも優位性が見られますので、プラスチックねじの世界では、最も多用されている材料です。
    このように、今の社会では、なくてはならない材料の一つです。

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