アンカーボルト

  • 建築物の設計では柱や梁といった構造部材の強度が重要な部分ですが、強度の高い部材を使えば建物全体の強度が高くなるわけではないため、重要な部分は他にあると言えます。
    木造建物の場合では地震などの強い力には揺れることで抵抗しますので、揺れた際に構造体の接続部がしっかりと固定されている必要があります。
    柱と梁には建築金物が使われていますが、土台と基礎の接続には一定間隔でボルトを打ち込み確実に固定されています。
    揺れることで地震に耐える性質のため、構造部材の接続強度が必要ですが、基礎と土台が離れてしまうと構造体の強度を保つことができないのです。
    基礎と土台がしっかりと固定されていることで強度を確保でできるため、重要な部分となります。
    基礎と土台の接続にはアンカーボルトが使われていますが、基礎コンクリートの中に一定の間隔で埋め込んで使われています。
    その上に土台を乗せてボルトで固定しますので、基礎が土台から浮き上がることがなく構造体の性能を効果的に発揮できるようになります。
    上部構造が強くても土台が浮きあがると倒壊してしまいますので、基礎という言葉通り建物の中でも重要な役割を持つのです。
    ボルトの数が多いほど固定度が高まりますが、上部構造とのバランスも重要となります。
    ボルトを打ち込む間隔は明確に定められていませんが、公庫基準では2.7m間隔で設置する仕様となっています。
    実際には柱や土台の配置によって制限が出るため、打ち込む間隔にはばらつきが出てしまいます。

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