SOP

  • SOPは合成樹脂調合ペイントと言われ、長油性アルキド酸樹脂ワニス(長油性フタル酸樹脂ワニス)で希釈する酸化重合による自然乾燥型の塗料です。
    従来のOP(オイルペイント)は植物性の油で希釈する塗料で、ペイントとしては耐久性がありますが、仕上がり具合が悪く、乾燥するまでに時間がかかっていました。
    それらを改善した塗料として使い勝手がよいのと、コスト安であることから使用されています。
    しかし、油を含む塗料は紫外線が当たる場所では変色しませんが、普段から暗い場所では黄変になりやすいこと。
    油がアルカリと反応して鹸化反応が起こる可能性があるため、コンクリートに含まれるアルカリ性物質が雨水によって溶出し流れ出すことで、塗膜が変色したり、ひどい時には軟化・べたつきを起こすこと。
    耐候性の半減期が1,2年程度と短いことなどのデメリットがあります。
    外壁などの塗装の場合、長期的に変色や鹸化反応などが起こらないために、ウレタン樹脂塗料を使用したり、コスト面より耐候性を重視するならシリコン樹脂塗装を使用することもあります。
    現在、JISにおいてはK5516に規定されており、1種と2種の2種類のタイプがあります。
    1種は主に建築物や鋼構造物の中塗り・上塗りとして同じ塗料を重ね塗りする場合に使用します。
    油60%、フタル酸40%程度の割合になります。
    2種は主に大型鋼構造物で使用します。
    中塗り用と上塗り用があります。
    油70~80%、フタル酸20~30%程度の割合になります。

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