PS
- PSという単語は、実に様々な分野で使われていますが、建築用語として使われる場合は、パイプ スペースの略となり、給排水設備の配管スペースを指します。
このスペースは、一般的には目に付かない場所にあるので、建築関係者でないと、よほどのことがない限り、目にすることはありません。
このスペースは、給水、排水という日常生活にかかわる重要な区割りを持っていながら、人目に付かないように、なるべく省スペースでつくられますが、メンテナンスや問題が起きた場合の修と考えると広く取りたいという大変難しい選択を迫られます。
こうした場問題は戸建て住宅の場合でも、主に設計士が頭を悩ます問題で、一般の人が意見を求められることは殆どありません。
このため、戸建て住宅の場合、分からない程度の手抜き工事が行われる場合があります。
マンションなど集合住宅の場合、例えば10階建てで、住民が一斉に水を流したときのことまで考えた設計をしなければならないので精緻な設計力が求められます。
マンションの住民も戸建て住宅の住民同様、一般的にはこのスペースを目にすることは先ずありませんが、快適な生活を支える上では、非常に重要な役割を持っています。
このスペースを小さく押さえれば、その分生活空間が広くなりますが、あまり締め付けると、一度問題が起きたときに収拾がつかなくなる恐れがあります。
こうしたところから、最近では戸建て住宅でも、キメの細かい設計が求められ、快適な生活が出来るように配慮されています。